カビ取り剤「カビホワイト」を壁紙にスプレーしたら黒カビが消えて白くなった!(浴室、畳にも使える?!)

以前、カビを死滅させるにはアルコールがオススメ、と書きましたが

壁にがっしりと絡みついた黒カビは落ちませんでした、、、

そこで、ネットでたまたま見つけた「カビホワイト」を試してみました。

カビホワイトとは

次亜塩素酸ナトリウム成分配合の“塩素系”のカビ取り剤です。

濃度の違いで、何種類かありますが、今回はノーマルな容器が赤色のカビホワイトを使用しました。

本当に落ちるのか?壁紙に試してみた

落ちました!まずは結果の写真載せます。

トイレの隅の壁紙に貼り付いている黒カビにスプレーしました。

スプレーした直後です。が!スプレーする前の写真を撮り忘れて、慌てて噴霧後にすぐに写メを撮りました。スプレー前はもっと黒かったのですが、スプレーで少し消えていました。

スプレーして放置1時間後の写真です。

まだ、黒っぽいのは残っていますが、かなり黒カビが消えたというか、分解されました。

黒さがかなり消えています。

翌日の朝には

ここまで綺麗になっていました。

塩素臭は、朝まで残っていたので、本体で推奨されている水吹きをすると、塩素臭が気にならなくなりました。

「カビホワイト」を浴室に試してみた

実は数日前に、浴槽にて初めてのオキシ漬けをしたのですが、浴槽の蓋の端っこの黒カビは残っていました、、、

これに「カビホワイト」をかけて、10分後に見てみると、、、

少し黒カビは残っているものの、こんなに綺麗になりました!

本体には噴霧して、15分後に水をかけるか、水吹きを推奨しており、ぬるま湯をかけたところ、塩素臭が消えました。

「カビホワイト」はどのような仕組みで、黒カビを消すのか?そもそも、黒カビの黒色ってなに??

「カビホワイト」の成分は、次亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、界面活性剤です。

主に黒カビには、次亜塩素酸ナトリウムが作用しています。

この次亜塩素酸ナトリウムが黒カビ等の有機物にくっつくと、分解され次亜塩素酸がくっつき(酸化作用または殺菌作用と言われています)、黒カビが分解されます。

おそらく、次亜塩素酸が黒カビの細胞(細胞壁)を分解し殺菌、黒カビ細胞内の黒い物質=メラニン色素を分解して漂白していると考えられます。

「カビホワイト」は安全か

体験からですが、トイレの壁紙では水吹きするまで塩素臭が残り、浴室でもぬるま湯をかけるまでは塩素臭が残っていたので、水をかけるか水で吹くかしないと、残留塩素が残ったままだと思われます。

残留塩素自体は、乾燥すればその間に塩素臭の元である気体の塩素となって飛んでいきます。

ですので、塩素臭が消えれば安全と言えるでしょう。それまでは、換気などをし続けておく必要があると考えられます。

そして、実はこの次亜塩素酸ナトリウムですが、有機物とくっつくと塩化ナトリウム(いわゆる塩)となりますので、その場合も安全です。

畳には使えるのか、赤以外のシリーズは?

赤のカビホワイトは濃度が高いので、赤より濃度の低い緑色の「カビホワイト ソフト除去スプレー」が、畳や布、木材に使用できるのでオススメです。

他にも、垂れ落ちないジェルタイプなどが販売されています。

詳しくはこちらで紹介・販売されていますよ^^

まとめ「カビホワイト」のメリットとデメリット

メリット

黒カビが手軽に落ちる(今回はこすっていません)

☆成分が安定している(次亜塩素酸ナトリウムは比較的不安定な物質ですが、おそらく安定するように水酸化ナトリウムを加えて安定した状態になるアルカリ性にしていると思われます)

デメリット

塩素臭が強い(水吹きまたは水をかける、換気をしっかりして早く乾燥させるなど対策をすれば問題はない)

★水でカビホワイトを洗い流した場合は、排水が環境によろしくない(残留塩素と界面活性剤が残っていた場合)

★通常のカビキラー等のカビ取り剤よりかなり高い。(カビキラーを300円ほどとすると、カビホワイトは2000円弱なので約6.6倍ほどの値段です。しかし、確実にとれます)

以上になります。ぜひ、こすっても、アルコールをしても、落ちない、、、けど、どうしても落としたい!!という黒カビがあれば

試してみてくださいね〜

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