今日は、バター風味のカップ焼きそばを食べたonikoです。
さて、バターと言えばパン。パンと言えば,マーガリン。
バターとマーガリンの違いってなんでしょう?
今日は,その両者の違いを話していきたいと思います(*^_^*)
1.バターとマーガリンの歴史
バターは、いつできたか知っていますか?
人間は太古から牛や羊の生乳を利用してきていますが、バターがいつから作られているか、実はわかっていません(゜Д゜)
最も古い記録では、約4000年前のインドの教典にバターの作り方が書かれているそうですよ。
かたや、マーガリンの歴史は浅く、140年前に生まれました。
1869年にフランスのナポレオン三世が、当時不足していたバターの代替品を募集し、同国の化学者イポリットが、牛脂に牛乳を混ぜて冷やしてかため、代用品として提案したそうです。
牛脂に牛乳・・・クリームシチューに使われるならいいですが、ケーキに使われるのは「オエェッ」となりそうです。イメージですが。。
2.日本のバターとマーガリンの基準
日本では、バターは原料が生乳で乳脂肪分80%以上、水分17%以下と定められています。添加物も食塩と香料しか認められておらず、これ以外はバターとは呼ぶことはできません。バターが黄色っぽいのは、草に含まれているカロテンの色で、それを牛が食べているからです。カロテンは夏の牧草に多く、夏は黄色っぽく、冬は白っぽいバターになっています。今度確かめてみてください。
マーガリンは食用油脂が原料で、油脂に水を加えたり、水素を化学反応させたものを固めてつくります。
コーン油や大豆油などの植物油脂が主ですが、これに水素をくっつける(付加といいます)反応は・・・石油に水素をくっつけて、固めてプラスチックにする方法と同じなのです!
マーガリンが「食べるプラスチック」と呼ばれる理由はここにあります。
また、マーガリンは、乳化剤、安定剤などの食品添加物を使うことが可能なため、保存性が高かったり、脂肪分の割合を変えたり、様々な風味を付けたりすることができます。(体にいいか?と言われたら・・・自分で考えてみてください)
3.まとめ
以上より、バターは生乳から、マーガリンは油(植物性)から作られていることが大きな違いになります。
バレンタインデーでは、本命にはバター、義理の人にはマーガリン、と原材料を使い分けて、チョコブラウニーとか作るのもありかもしれません(^_^;)
以上、バターとマーガリンの違いでした(*^_^*)
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