こんにちは。onikoです。最近、焼き鳥の砂肝にハマっています。美味しいですよね。
しかも100gあたりが、他の部位に比べて安いです!(―_―)!!
さらに、低脂肪高タンパク質なのでついつい買ってしまいます・・・
ということで、今日は砂肝の話を☆
砂肝は○○の役割
ところで、砂肝ってどんな器官か知ってますか?
というわけで、四択です。砂肝は、人間にとって
①肝臓のかわり ②じん臓の代わり ③膀胱のかわり ④歯のかわり
さて、どれでしょう?
正解は・・・④歯のかわり!です(^^)
鳥にはくちばしがありますが、歯はありません。
食べた木の実や虫をつぶすことはできないですよね。そこで、歯の代わりに、鳥たちは小石や砂を飲み込んで、砂肝にためておき、食べたものと小石をこすり合わせ、すりつぶしているのです!!
小石や砂を入れておいたり、それらを動かしたりするために、砂肝は硬い硬い分厚い筋肉でつくられています。そして、胃液も混ぜながらすりつぶしています。すごいですよね。生きていく上での戦略で、進化の結果です。
ミミズやザリガニ、○○も砂肝をもっていた!
この砂肝、実は他の動物ももっています。
その動物は・・・ミミズ・ザリガニです。
実はミミズやザリガニにも砂肝があり、砂粒をためて食べ物をすりつぶしているそう。
ちなみに・・・恐竜も胃の中に小石をためてすりつぶしていたそうですよ~!
からだが巨大化した首の長い草食の恐竜は、高い木の上に生い茂っている歯をちぎっては、そのまま飲み込んでいました。
現在の馬のように、葉をよくかんですりつぶして食べるような頑丈な歯をもっていたら、とても重くて、頭を長い首で支えることができなかったそうです。
そのため、草食の恐竜の頭は小さく軽くできており、胃の中で石と葉をすりつぶしていました。恐竜の化石の見つかる地層で、丸くつるつるした石がまとまって見つかることがあるそうです。これらは恐竜が飲み込んでいた胃の石であると考えられています。
ワニも砂肝をもっている!
さて、さらに言うとワニも胃に石をもっています。
ワニは丸呑みにした獲物を胃液で消化し、やわらかくしてから胃の石で砕いているそうです。
この消化システムは、トカゲやヘビ、カメにはなく、は虫類の中でも、同じ消化システムを持つワニと鳥類は系統的に近いことを示している、と言われています。実際、ワニは恐竜と共通の祖先から進化したと言われています。
鳥類は、三大恐竜の恐竜、魚竜、翼竜といううちの翼竜から進化したと言われており、どちらも恐竜系に近いのです。
まとめ
砂肝ひとつとっても、こんなに話が出てきます。生物って不思議ですね。
世の中、ほんと面白いことで溢れています。
ちなみに、onikoは小4のある昼休みのときに、一人学校の図書室にて、鳥の砂肝の説明を図鑑で読み、『砂肝ってスゴイ!!鳥ってスゴイ!!』と感動していました。変な小学生です、はい。その10年後には、その感動した砂肝をおつまみにしてしまってますし。。。
アナタも、「おお!」と感動したことや驚いた雑学はありますか。よかったらonikoに教えてください~(*^_^*)
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