さいころステーキってどこの肉?

今日は、お総菜のとんかつを買って、家で昨夜作ったカレーにのせて

カツカレーを食べたonikoです。

このお肉を食べてみて・・・「あ、○○肉だわぁ」と思ったので、紹介します。

その○○肉で有名なものの一つに、「さいころステーキ」があります。

お安いさいころステーキの原料

皆さん、さいころステーキはご存知ですよね。

さいころサイズにカットされているので、たいへん食べやすいのが特徴です。

最近では安いさいころステーキもたくさん出回っていますが

これはどうやって作られているのでしょうか?ステーキ肉の塊をカットして作られているのでしょうか。

実は安いサイコロステーキは、食肉工場にて余った肉が使われている場合が多いと言われています

余った肉や横隔膜(筋肉ですが、分類的には内臓に入るのでとても安いです。でも美味しい!でも内臓並に安い!サガリと呼ばれ、北海道ではよく食べられています)が

実はさいころステーキの原料になっています。

余った肉は使いにくい!さいころステーキにするためには・・?

余った肉は使いにくい肉です。かたかったり、筋が入っていたり・・なので

やわらかくする

剣山のようなもので、肉に針をたくさん突き刺したり、タンパク質分解酵素等の薬品の溶液に浸してやわらかくします。

お肉同士を科学的にくっつける

まだサイコロ状にならないので、結着剤(肉同士をくっつける薬品)を加えて混ぜます。

型に入れて切る

型に入れてぎゅうぎゅうにかため、さいころ状に切ります。

 

まとめ:○○肉とは・・・

このようにして作られた肉を成型肉といいます。

また、肉の「コピー食品」と言ったりします。

コピー食品は他にも、人工のイクラやキャビア、かに風味のかにかまぼこなど、

身近にたくさんあります。コーヒーに入れているミルクも、植物性油脂、脱脂粉乳、香料、安定剤などを混ぜ合わせ乳化(水と油を化学的に混ぜ合わせること)させて、白濁させて作っています。

最近では、人工イクラの技術(といっても、簡単な化学反応です)を応用して

運べる水、つまめる水などが出てきています。

今日食べたカツカレーのかつは、実は成型肉でしたが

近い将来、成型肉に、人工イクラ、つまめる水、つまめるビールなど、身のまわりの食品やコース料理が、コピー商品や化学的に作られた物で占める時代がくるかもしれませんね。

 

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